中野坂上で仕事。
ちゃちゃっと終わらせて13時にはひと段落ついた。小雨がパラつくこんな日に食べたいもの。
それが華吉の「椎茸そば」
目を見張るほどの椎茸、椎茸、椎茸!!
椎茸好きならば天国、嫌いなら地獄。
名に偽りなし。大ぶりにカットされた、あるいはほぼそのままの姿の椎茸がふんだんに具として使われている。その他の具は椎茸にタケノコ、青菜のみ。
シンプルに椎茸の旨みで勝負!といった面持ちが実にいい。不器用な漢の中の漢、いいね。
誰もがこのビジュアルに痺れたことだろう。
もちろん素晴らしいのは見た目だけじゃない。プリプリで歯切れのいい肉厚の椎茸が、醤油味のとろっとろで熱々の餡に旨味と出汁を加え、その旨味たっぷりの餡をこれでもか!とまとっているのだから、椎茸の旨さがこの丼にビッグバン!爆発している。グルタミン酸すげえ。
そしてタケノコの食感、青菜が彩りと爽やかさを加える。椎茸の名サポート役だ。
黄金色のシンプルな鶏ガラ系醤油スープとも相性は抜群。麺の茹で加減も最高で、シコシコツルツルでコシのある中華ならではの細い縮れ麺が具、スープの旨味を逃さずたっぷりとすくいあげ、大口福の混然となる旨さを醸し出す。
とにかくバランスが凄くいいのだ。
僕は額に汗をかきながら、必ず最後の一滴まで綺麗に飲み干してしまう。塩分過多の意識など何億光年の宇宙の果てまでぶっ飛ばしてしまう。わかりやすく言うと、頭の片隅にもないということだ。何が何でも飲み干したい。
飲み干した後も罪悪感ではなく多幸感に包まれる、こんなラーメンが未だかつてあっただろうか。
その証拠に
二日後にまた食ってやんの。
さすがに初回の感動は薄れてるかな、とふんでいたがなんとこの日の方がより美味く感じた。
そんなことある?これは中毒性がある証拠だ。大っぴらに書けやしないが椎茸出汁に脳が◯薬感じてるんだと思う(コンプラぎりぎり🍄🧸⚠️)
ホールのお姉さん達もテキパキと愛想良くて、水が半分になるとすぐ注ぎ足してくれる。無くなる前に注ぎ足してくれるんだから。永遠に水飲めるよ。
テーブルが狭くてピッチャーが置いておけないとか、諸事情もあるかもだが、本当に細かく気を配っている接客業の鑑。時給上げたい(勝手に)
トータルで優良店。
ナス味噌定食とか、カニチャーハンとか他の人が食べてるメニューも超〜美味そうで困る。
チャーハンも中々の盛りだけど椎茸そばと相性良さそうだし、是非とも一緒にイッちゃいたいし、実際イケちゃうんだけど現在「お気持ちダイエット中」という看板を掲げている私的な事情がある。
五キロ落としたら直ぐ食べに行こう…🍄🧸💨
塩分過多で思い出したが、こないだ健康診断で血液採取をした時、管に溜まっていく血が墨汁かイカ墨かな?ってぐらいにドス黒くてドン引きしながらガン見してたんだが、看護師さん曰く静脈の血液はドス黒いらしい。本当かな?(すぐ勘繰る🧸💬)
ちなみに、塗料とかで血を再現するときは、赤に緑をちょびっと絶妙に混ぜると、ドス黒くて血生臭いような生々しい血液を再現出来るよ。
鮮血の鮮やかさより、アスファルトに染み込んで月明かりに照らされたような、ドス黒い血が僕は好きなんだよね。
あれ、急にダークネスな話になっちゃった。
椎茸そばの話がしたかったのに。
兎にも角にも、興味ある方は是非、一度ご賞味ください。🍜🧸🎶